明智光秀と西教寺の麒麟

  • 2020.01.01 Wednesday
  • 22:41

 

 2020年度のNHK大河ドラマの主人公は明智光秀だとか。タイトルは「麒麟がくる」だとか。麒麟とは中国の神話に現れる伝説上の霊獣で、獣類の長とされ、鳥類の長である鳳凰と対比されます。形は鹿に似て、顔は龍に似て、牛の尾と馬の蹄を持ち、麒角と呼ばれる角を生やし、体には鱗がある、という、見ようによってはグロテスクな動物です。しかし、性質は穏やかで、虫や植物を踏むのを嫌がるほど殺生を嫌い、千年を生きるとされています。そして、王が仁のある政治を行うとこれに感応して出現するとも伝えられています。

 何故、戦国時代をしたたかに生き抜き、本能寺の変を引き起こした光秀の物語に麒麟が登場するのか、理解に苦しみますが、何かの意図を込めた、新しい光秀像を創造しようとしているのでしょう。楽しみです。

 

 さて、筆者は、悪乗りするタイプの歴史文化の探究者ですので、受け狙いの講座や、セミナーを嬉々として行っています。光秀が大河に登場する。私の住んでいる坂本は、光秀の焼き討ちに会い壊滅し、その後、坂本城が築城され、そして光秀の菩提寺が坂本の西教寺にあります。これをネタにしなければイチビリ歴史文化探究者の名が廃る。早速西教寺に取材に出かけました。2019年6月の事です。西教寺には明智光秀一族の墓や、光秀最愛の妻である明智煕子さんのお墓もある見どころ満載の寺です。

 何回目かの取材に出かけたある日、「喉も乾いた麒麟麒麟麦酒がほしい」と呟きながら境内をうろうろし、ふとある建物の意匠を見てびっくり。何と、麒麟が二頭向かい合っているではありませんか。しかも、ご丁寧に、片方は口を開けた阿形。片方は口を閉じた吽形です。麒麟の寺に麒麟が・・・・。まさか、NHKの仕業ではないとは思いますが、できすぎです。奇々怪々な麒麟の出現。そこで、「光秀ネタ」のタイトルが私の脳裏に如来しました。              

 

「奇々麒麟」

 

 光秀の出生は謎に包まれ、最近では、「明智光秀多賀町佐目出身説」まで登場するほどです。まさに「奇々怪々な麒麟」です。2020年、光秀を取り上げる私の講座や文化財探訪では「奇々麒麟」どこかに付けることにしました。

 肝心の麒麟が西教寺の何処にいるのかって?何処かに居ます。探してください。見つからなかったら、私の講座や探訪に参加してください。こっそり教えてあげます。

  その始まりは、2020年1月26日(日)・27日(月)の一泊二日で開催する、休暇村近江八幡の「奇々麒麟:明智光秀近江に君臨する」です。詳しくは休暇村近江八幡(https://www.qkamura.or.jp/ohmi/)から、「ツアープラン」をご確認ください。 終了しました。

 明智光秀がなぜ本能寺の変を起こしたのか?その秘密は『明智光秀と琵琶湖』(2019年海青社)をご覧ください。きっと納得行くはずです。

 

西教寺の麒麟阿形

 

西教寺の麒麟吽形

 

西教寺総門(坂本城の城門を遷した)

 

西教寺明智一族の墓

 

 

 

 

 

                                            

コメント
勤労福祉センターでの講座、受けています。
何時も先生の膨大な情報量に感服しております。
このblog も最初からずっと読ませていただいてます。コメントしようかと思っていましたが、敷居が高くて……

15日の本能寺の変の最後の先生の見解
あっという間に終わってしまって、記憶に留められないうちに。
私はおぼろげに、光秀は琵琶湖、坂本、丹波を愛し、国替えに不安を覚え、信長を主君と仰ぎつつもそれでもしたたかに、命令に従っていた。が信長親子が至近距離に いたから…

最初龍谷大で、ルイス.フロイスの光秀像読んだ時、驚きましたが、それでも戦国武将はそうでないとと思います。
講座を何個か受けて、TVも見て
最近は琵琶湖を見下ろしていると、光秀の息遣いみたいなものもかんじられるように!

最終日にお聞きしようかとも思ったのですが、

1、光秀が比叡山焼き討ちに反対したとの史実はあるのでしょうか? それとも積極的とも思われますが、信長の家来だからか?

2、西教寺のお墓の件
  祀られ方に不思議さを感じると言われたように思うのですが、どの点なのか?

  最近は煕子さんの亡くなった日の発見
  私は、光秀辞世の句(55歳) にも
違和感を感じます。

3. ダンダ坊、お聞きして行ってみたくなりましたが、以前ツアーあったような記憶が。
最近体力がグーンと落ちたので、
健脚でないと無理ですか?

  • 野口
  • 2020/09/17 10:14 PM
RECでお世話になっていますが、初めてコメントさせて頂きます。
コロナ自粛で、毎日自宅ゴロリン生活の為、コロナ太りが深刻な状況になって来ました。(何でもコロナの所為にしています)そこで、玉手箱の事をふと思い出しました。先生は、コロナ征伐の為(❓)色々と、神さまとのお出逢いの旅をされていたのですね。それに触発されましたので、私も何処かの森を探険したいなぁと思いました。その為に、まず息切れするようになった三段腹を解消すべく、ランニングを再開します。
後期の講座は再開される事を祈っております。先生もどうぞご自愛下さい。

尚尚書 これは、全くの個人的お願いですが、先生の講義日が金曜日に変わりましたね?元へ戻る事は無いのでしょうか?金曜日は古文書講義を取っている為、先生の講義を受けられなくなり、とても落胆しました。連続講座の受講は
困難ですが、単発講座を探させて頂きます。また講義日が変わることを夢見て。
  • 浜田 佳子
  • 2020/05/13 2:01 PM
いつもお世話になっております。
  • 鈴木悛亮
  • 2020/04/04 4:29 PM
いつも大変お世話になっております。
  • 鈴木悛亮
  • 2020/04/04 4:28 PM
いつも読んでいます
  • 鈴木悛亮
  • 2020/04/04 4:27 PM
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